埼玉県さいたま市見沼区 庭木剪定(常緑ヤマボウシ・ツツジ等の剪定)

埼玉県さいたま市見沼区の冬期造園メンテナンスです。常緑ヤマボウシ・ツツジ・モミジ等の剪定になります。種類にも寄りますが冬期と夏期ではメンテナンス方法が違います。

.

AFTER

BEFORE

モミジの剪定

モミジはカエデ科カエデ属の落葉高木です。「イロハモミジ」「ヤマモミジ」「オオモミジ」などがあります。種類によりますが、5~10m程度まで成長するものが多いです。庭木や盆栽として人気があり、種類によっては紅葉の色が異なり、赤、オレンジ、黄色のグラデーションを楽しむことができます。

モミジの剪定時期

冬の休眠期剪定(12月~2月)夏の剪定(梅雨明けの6月~7月)※軽めの剪定

モミジ剪定方法

不要な枝の除去・徒長枝(勢いよく伸びた枝)のカット・込み合った枝の間引きになりますが、モミジは自然樹形が美しい木なので、過度に剪定して形を変えないように注意しましてカットします。

ブルーベリーの剪定

ブルーベリーは、ツツジ科スノキ属に属する果実で、栄養価が高く、健康に良い食材として広く知られています。ハイブッシュ系、ラビットアイ系、ローシュラブ系などの品種があります。

ブルーベリーの剪定時期

冬季剪定(休眠期剪定)

冬季剪定は12月から2月(落葉後から芽吹きの直前)不要な枝を取り除き、樹形を整えることで栄養を効率的に果実へ送り、収量を増やすこと。

夏季剪定(生育期剪定)

夏季剪定は6月から8月(果実収穫後)夏の間に伸びすぎた枝や細くて弱い枝や新芽の出にくい枝などの不要な枝を整理して、樹形を保つ。

ブルーベリーの剪定方法

冬季剪定は4年以上経過した古い枝や枯れ枝を切り取ることで新しい枝が成長しやすくなります。枝同士が重なり合った部分や内側に向かって伸びた枝を取り除き、日当たりや風通しを良くします。地面近くの枝は病害虫の影響を受けやすいため、切り取ります。夏季剪定は上に勢いよく伸びた枝(徒長枝)を剪定、このほか、病気や害虫でダメージを受けた枝を取り除きます。細くて弱い枝や新芽の出にくい枝も剪定します。

イヌマキの剪定

マキの木(槇の木)は、日本の庭園や生け垣によく使われる常緑樹で、丈夫で手入れがしやすいのが特徴です。和風庭園やモダンなエクステリアにもよく合い、美しい葉や樹形を保つために適切なメンテナンスが必要です。

イヌマキの木の剪定時期

春(4月〜6月)と秋(9月〜10月)が適期です。

イヌマキの木の剪定方法

樹形を整えるために、伸びすぎた枝や込み入った部分を剪定、枯れ枝や病害虫が付いた枝を早めに取り除きます。大胆に剪定すると枝の成長が鈍るこ

ドウダンツツジの剪定

ドウダンツツジ(灯台躑躅、学名: Enkianthus perulatus)は、ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木で、日本を代表する庭木の一つです。春の白い花と秋の美しい紅葉が特徴で、庭園や公園、生垣など幅広い用途で植えられます。

ドウダンツツジの剪定時期

冬の休眠期(12月~2月)が適しています。この時期は樹木が休んでいるため、樹勢への影響が少なくなります。ただし、見た目を整える軽い剪定は春や秋にも行えます。

ドウダンツツジ剪定方法

枝が混み合っている場合は、風通しを良くするために間引き剪定を行い、枝の先端を少しカットする程度の整枝剪定で、樹形を整えます。枯れ枝や病気の枝は見つけ次第、季節を問わず取り除きます。

シャラの剪定

シャラ(ナツツバキ)はツバキ科ナツツバキ属の落葉高木です。日本庭園やシンボルツリーとして人気のある優美な樹形や夏に咲く美しい花、滑らかな樹皮などが特徴で、「夏の涼を感じさせる木」として親しまれています。

シャラの剪定時期

冬期剪定(落葉後:12月~2月)

冬の休眠期に不要な枝を取り除き、樹形を整えます。木が休眠している間に剪定することで、切り口が乾燥しやすく、回復が早いです。

夏期剪定(6月~7月の梅雨明け頃)

枝が混み合っている部分や徒長枝(勢いよく伸びた枝)を軽く剪定します。夏の剪定は軽めにし、枝を切りすぎないようにします。

シャラ剪定方法

シャラの自然な樹形(枝が緩やかに広がる形)を保ちながら、風通しを良くすること。不要な枝・交差枝や絡み合った枝は取り除き、健康的な成長を促進します。シャラは過度な剪定を嫌う樹木です。一度に全体の1/3以上を切ることは避けましょう。

柿の木剪定

柿の木はカキノキ科カキノキ属で中国が原産とされ、日本には古くから伝わり、広く栽培されています。甘くておいしい果実を実らせるだけでなく、秋の庭を彩るシンボルツリーとしても親しまれています。適切な剪定を行うことで、収量を増やし、木を健康に保つことができます。

柿の木の剪定時期

冬季剪定(12月~2月)

落葉後の休眠期に、不要な枝を整理し、樹形を整えます。枝の構造がはっきり見えるため、剪定しやすく翌春の新芽の成長に向けて、木のエネルギーを集中させることができます。

夏季剪定(6月~7月)

混み合った枝を間引き、風通しや日当たりを良くします。果実が実り始める時期に、徒長枝(勢いよく伸びた枝)を整理します。

柿の木剪定方法

枝の数を適度に調整し、果実に十分な日光が当たるようにします。不要な枝を取り除いて風通しを良くし、病害虫を防ぎます。樹形を整え、収穫がしやすい高さを保つこと。古い枝は切り取り、1年生の枝を残していきます。樹形を整え、収穫がしやすい高さを保つこと。

AFTER

BEFORE

ミカンの剪定

ミカンは、日本を代表する果樹で、多くの家庭の庭や農園で育てられています。深緑色の光沢のある卵型の葉で、常緑樹のため一年中緑を楽しめます。甘くてジューシーな果実を実らせるためには、適切な剪定が欠かせません。

ミカンの剪定時期

冬季剪定(12月~2月)

ミカンの木が休眠期に入る冬(12月~2月)が基本的な剪定時期です。不要な枝を取り除き、樹形を整えることで、翌年の成長と果実の質を向上させます。

花後剪定(5月頃)

花が咲き終わった後に、無駄な枝を整理することで、果実に栄養が集中しやすくなります。

夏季剪定(6月~7月)

夏の成長期に徒長枝(勢いよく伸びた枝)や余分な枝を整理し、風通しと日当たりを改善します。夏季剪定は軽めに行い、必要以上に切らないことが大切です。

ミカン剪定方法

不要な枝・徒長枝のカット・果実のつかない枝の剪定・高さの調整での剪定になります。

モッコク(木斛)の剪定

ツバキ科モッコク属の常緑高木。日本庭園や盆栽などで愛される美しい常緑樹です。その整った樹形や光沢のある葉は「庭の貴婦人」とも呼ばれるほど上品な印象を与えます。濃い緑色の光沢のある楕円形の葉で、1年を通じて美しい姿を楽しめます。

モッコク(木斛)の剪定時期

夏期剪定(6月~7月の梅雨時期)

成長が活発な初夏(梅雨時期)です。この時期は樹木の回復力が高く、剪定によるダメージが少なくて済みます。

冬期剪定(冬の休眠期:12月~2月)

冬の間は樹木が休眠期に入るため、形を整える程度の軽い剪定が可能です。ただし、寒冷地では厳冬期の剪定は避け、暖かい日に行いましょう。

モッコク(木斛)剪定方法

モッコクは成長が遅い樹木なので、一度に大きく剪定しすぎると回復に時間がかかります。全体の1/3程度を目安に剪定しましょう。不要な枝・伸びすぎた枝のカットして枝先を整える。切り口が枝の付け根に近いと、切り跡が目立たず、樹木の回復も早くなります。

椿の剪定

ツバキ科ツバキ属の常緑樹。日本庭園を代表する常緑樹のひとつで、美しい花やつややかな葉が特徴です。庭木や生け垣、盆栽としても親しまれています。

椿の剪定時期

花後剪定(4月~6月)

椿の花が終わった直後の4月~6月が剪定のベストタイミングです。花が終わった直後に剪定することで、翌年の花芽を育てる時間を確保できます。

冬期剪定(1月~2月)

冬は軽い剪定や枯れ枝の除去程度にとどめます。

椿剪定方法

不要な枝の除去(枯れ枝や病害虫がついた枝)・内側に向かって伸びる枝・込み合った枝は切り取る。樹高が高くなりすぎた場合、頂点の枝を切り詰めます。自然な丸みを帯びた形を目指し、枝が均等に配置されるように全体のバランスを意識して剪定します。

常緑ヤマボウシの剪定

AFTER

BEFORE

常緑ヤマボウシの特徴

常緑ヤマボウシ(じょうりょくヤマボウシ)は、常緑で管理がしやすく、和洋どちらの庭にも合う。病害虫にも比較的強いため、シンボルツリーや目隠しとして人気の高い常緑樹です。

学名Cornus capitata
科・属ミズキ科ミズキ属/常緑広葉樹
樹高3〜6m(成長はややゆるやか)
葉の形光沢のある濃緑色で細長く先が尖っている。裏面がやや白っぽい。
冬でも葉を落とさず、景観維持に◎。
花の色白やクリーム色で花びらが4枚。実際は「総苞片」で、
中心に小さな花がある。
開花時期5月〜6月頃
秋に赤い実をつけ、食用にもなる(やや甘く、柔らかい)

常緑ヤマボウシの剪定時期

冬季(1月〜2月)落葉しない常緑樹ですが、活動が鈍るこの時期に剪定すると、
樹形を整えやすく負担も少なく済みます。
花後の夏(7月〜8月)花が終わったあとに軽く整えると、翌年の花付きにも好影響があります。
冬の剪定秋(9月〜11月)冬に向けて芽が動き始める時期と重なるため、控えるのが無難です。

常緑ヤマボウシの剪定方法

①不要な枝を見極めて剪定

  • 枯れ枝・病気枝・交差枝:まずはこれらを取り除きます。
  • 徒長枝(上に真っ直ぐ伸びた枝):風通しや樹形を乱す原因になるので剪定。
  • 込み合った部分:枝が重なっている部分は、内側の枝を間引いてスッキリと。

② 軽い「間引き剪定」が基本

  • 常緑ヤマボウシは自然樹形が美しいため、「切り詰め剪定」(枝の途中でバッサリ切る)はなるべく避け、枝元から間引くのが理想です。

③ 剪定道具はよく切れる清潔なものを使用

  • 切り口から病気が入らないように、剪定後に癒合剤を塗布するのもおすすめ。

関連施工例

お見積り・お問合せする

施工例一覧に戻る