予算 | 総合計100万円未満 |
施工内容 | 駐車場増設・門柱・ブロック・植木撤去 |
材料 | 土間コンクリート・伸縮目地・CBブロック |
埼玉県伊奈町の外構工事です。角地での駐車場工事になります。門柱と植栽の一部を撤去して駐車場を拡大致しました。駐車場はコンクリート施工になります。また周辺の高さに合わせつつ水勾配を考えながらの施工になりました。
既存の門柱・アプローチ一部を解体・撤去


まずはスペース拡大のため、既存の門柱の半分・ブロック・アプローチの一部を解体して撤去してスペースを拡大します。アプローチ周りの植栽も撤去します。
土留めブロックを設置


アプローチ部分は土のため、ブロックで土留めします。土圧が低いので今回は通常のブロックで施工いたします。ブロックの補強のため、鉄筋を縦と横に入れて施工いたします。
駐車場の下地を作成


駐車場の下地はまず土間の高さを決める為にレベルポインターという物を使います。高さが見えるように水糸という物を使い、線を引きます。高さは既存の土間の位置から水が流れるように計算していきます。高さが決まったら砕石を撒いて転圧機を使って押し固めていきます。押し固める事によって地盤が下がる事を防ぎます。地盤が下がるとコンクリート割れの原因になります。


伸縮目地を設置


土間コンクリートではひび割れ防止のため、一定のサイズでスリット(隙間)か伸縮目地をいうものを入れる必要があります。今回は伸縮目地を入れての施工となります。設置方法としては、下にコンクリートを敷いてその上にに乗せていく作業です。目地の高さも土間の高さと同じになります。
ワイヤーメッシュを設置


ワイヤーメッシュはブロック施工でも使われた鉄筋を使いメッシュ形状に設置します。これはコンクリートの強度を上げることとひび割れの防止になります。またメッシュ筋はコンクリートの厚さに対して中央に配置されないと効果が薄いため、キューブ状のコンクリートを敷いて少し浮かせておきます。


また升もコンクリートに埋もれないように高さをコンクリートと同じ高さに設定しないといけません。今回は位置も少し斜めになっていたのでキレイに配置し直しました。打設する際にコンクリートが飛び散るの防ぐため養生テープを使って防止します。
コンクリートを打設


コンクリートを流し込みます。専用のコテを使って均していきます。基本的には3回ほど均します。冬場は夏場に比べて渇きが遅く、土間シミの原因になるため、コンクリートが速乾する配合にして打設します。その分、スピーディな作業が必要になります。
水勾配の設定


コンクリートは水を吸収しないので水が流れるように勾配がつけられています。緻密に計算して色別で傾斜を変えています。今回は既存の升部分(赤い部分)に勾配がつけられていない事と既存のコンクリートの高さに合わせて打設しないといけないのでなるべくフラット部分に水がいかないよう溝を入れるなど工夫いたしました。