埼玉県春日部市の庭木剪定になります。2種類の大きな柳(シダレヤナギ・ウンリュウヤナギ)の剪定致しました。依頼内容としては電線に当たっていたり、隣地の駐車場に越境していたりしている事、現在、お願いしている植木屋さんでは高すぎて対応できないとの事で弊社にご依頼頂きました。今回も高所作業車を使って剪定していきます。柳は成長速度が速いため定期的なメンテナンスが必要になります。本来は剪定の時期ではありませんが急を要するので枯れないギリギリでの剪定に致しました。
雲竜柳の剪定(時期・ポイント)

雲竜柳(うんりゅうやなぎ)は、枝が龍のようにねじれながら伸びるのが特徴的な品種です。花材や正月飾りにもよく使われる人気の柳ですが、剪定方法を誤ると独特の曲線美が失われてしまうことがあります。雲竜柳は枝のデザイン性が高いため、剪定で「作りすぎない」ことが大切です。自然の流れを活かすことで、より芸術的な樹形になります。
雲竜柳の剪定時期
雲竜柳の剪定は、11月〜4月の落葉期に行うのが理想です。
この時期は樹液の流れが止まっているため、剪定によるダメージが少なく、枝の形も見やすいです。
雲竜柳の剪定ポイント
- ねじれた枝を残す
雲竜柳の魅力は「枝のうねり」にあります。真っすぐな枝よりも、曲線のある枝を優先的に残しましょう。 - 太い枝の切り戻し
古くなった枝は根元から切り戻すと、新しい枝が勢いよく伸びます。 - 花材用に切る場合
枝を切り花として使う場合は、樹形を乱さないようにバランスを見て採取します。
しだれ柳の剪定(時期・ポイント)

しだれ柳は、柔らかく垂れ下がる枝が風に揺れる姿が美しい柳です。公園や庭園でも人気が高い樹種ですが、成長が早く、剪定のタイミングを誤ると枝が乱れて見栄えが悪くなります。そこで重要なのが、しだれ柳の剪定時期と方法です。
しだれ柳の剪定時期
しだれ柳の剪定は、12月〜3月の冬季(落葉期)、または梅雨前の6月ごろが最適です。特に冬季は枝の状態が見やすく、樹勢のコントロールがしやすい時期です。
- 冬季剪定:形を整え、不要な枝を除く
- 梅雨前剪定:伸びすぎた枝を軽く切り戻して風通しを確保
しだれ柳剪定のポイント
- 垂れ下がりすぎた枝を切る
地面に付くほど枝が垂れると、見た目が重くなり風通しも悪くなります。 - 中心部を軽く透かす
枝が密集している箇所を間引くと、風に揺れるしなやかさが際立ちます。 - 古い枝は更新剪定
古枝を根元近くで切ることで、若い枝が生え、樹形にハリが出ます。
施主様はどこに頼んだらよいかわからず、お子様がネットで弊社を見つけて頂いたのをきっかけにご依頼頂きました。施主様もとても喜んで頂きました。柳は成長速度が速いので早めのメンテナンスが必要です。