柔らかくて安全!外構にはゴムチップ舗装がおすすめ

2025年07月11日 | ブログ

外構工事を検討している方の中には、「子どもやペットが安心して過ごせる外構にしたい」「転倒してもケガをしにくい安全な素材を使いたい」と考えている方も多いのではないでしょうか?そんな方に注目されているのが、外構のゴムチップ舗装です。弾力性に優れた素材で、保育園や公園など公共施設でも広く利用されています。今回は、ゴムチップとはどんな素材なのか、外構に取り入れるメリット・デメリット、そして外構のゴムチップ舗装の値段相場など、気になるポイントを詳しく解説します。

ゴムチップとは?その特徴を解説

ゴムチップとは、再生ゴムやウレタン系ゴムを細かく砕き、接着剤と混ぜて施工する弾力性のある舗装材です。表面はややざらつきがありますが、踏み心地は非常に柔らかく、転倒時の衝撃を吸収してくれる特徴があります。外構のゴムチップ舗装は以下のような場所で使われています。

アプローチや玄関まわり

駐車場まわり

子ども用の遊びスペース

犬走り

ドッグラン

ベランダや屋上庭園

外構にゴムチップを使うメリット

1. 安全性が高い

外構のゴムチップは弾力性に富んでおり、転んだ際の衝撃をやわらげます。小さなお子様や高齢者、ペットのいる家庭には特に安心の素材です。

2. すべりにくく雨の日も安心

雨が降っても表面が滑りにくいため、転倒防止にもなります。外構アプローチや玄関まわりに最適です。

3. デザイン性が高い

ゴムチップには様々なカラーや粒サイズがあり、外構のデザインに合わせて自由に選べます。単色もよし、複数色を混ぜて模様を作ることも可能です。

4. 透水性が高い

水を地面に浸透させる構造なので、水たまりができにくく、雨水によるぬかるみを防ぎます。

外構のゴムチップ舗装にかかる値段の相場

外構のゴムチップの値段は、施工場所や面積、ゴムの種類、下地処理の有無などによって変動しますが、以下が一般的な目安です。

項目単価の目安(税別)
材料費(1㎡あたり)3,000円〜6,000円
施工費込み(1㎡あたり)8,000円〜12,000円

たとえば、10㎡のスペースに外構のゴムチップ舗装を行った場合、施工費込みで80,000円〜120,000円程度が一般的です。なお、下地がコンクリートやアスファルトなどしっかりしている場合は施工費が抑えられます。

外構にゴムチップを使う際の注意点

1. 紫外線による劣化

直射日光が強い場所では、年数とともに退色や表面の劣化が起こることがあります。耐候性の高い製品や、UVコーティングを検討するのがおすすめです。

2. 温度によって柔らかさが変化

冬場は硬くなりやすく、夏場は柔らかくなる傾向があります。これはゴム素材の性質によるものなので、使用目的によって考慮が必要です。

3. ペットの尿や油には注意

ゴムチップは基本的に耐水性がありますが、長時間アンモニアや油分が付着すると変色・変質する場合があります。ペットのトイレ用途に使う場合は、掃除のしやすさもチェックしましょう。

ゴムチップはDIYできる?

外構のゴムチップ舗装はDIYでも施工が可能です。専用の材料や接着剤が市販されており、ホームセンターやネットで購入できます。小面積なら自分でチャレンジするのも一つの方法です。

ただし、以下のポイントに注意が必要です。

  • 下地の水平・清掃をしっかり行う
  • ムラなく塗り広げる技術が必要
  • 夏場の施工は硬化が早いためスピードが必要

不安がある場合は、プロの外構業者に依頼することをおすすめします。

ゴムチップと他の舗装材の比較

外構の仕上がりや用途に応じて、どの素材が適しているかを比較検討するとよいでしょう。

材料弾力性デザイン性透水性メンテナンス性
ゴムチップ
インターロッキング
コンクリート×
天然石×

外構のゴムチップはこんな方におすすめ!

  • 子どもや高齢者の安全性を重視したい
  • ペットが自由に走り回れるスペースを作りたい
  • 雨の日も滑りにくい外構を作りたい
  • 色やデザインにこだわりたい

特に、ドッグランやキッズスペースなど“安全と遊び心”の両立が求められる空間にはぴったりです。

まとめ

外構の素材選びにおいて、ゴムチップ舗装は安全性・デザイン性・透水性など多くのメリットがあります。
外構のゴムチップの値段は1㎡あたり8,000円〜12,000円程度と決して安くはないですが、それに見合うだけの機能性と安心感が得られます。耐久性や見た目の自由度も高いため、これからの外構工事にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?「見た目も機能性も両立した外構」を実現したい方には、ゴムチップ舗装は非常におすすめです。

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