外構を考えるときに欠かせないのが「物置」です。ガーデニング用品やアウトドアグッズ、タイヤ、工具など、家の中には置けないものを収納するために外構の物置はとても便利です。しかし、実際に設置しようとすると「どんなデザインがいい？」「費用はどのくらい？」「配置や位置はどうすれば使いやすい？」と悩む方が多いのではないでしょうか。この記事では、外構に設置する物置のおしゃれなデザイン例やおすすめの種類、費用相場、配置のコツ、目隠しの工夫などをプロの視点から詳しく解説します。
外構に物置を設置するメリットとは？
外構に物置を設置する最大のメリットは、「屋外空間を有効に使える」ことです。ガーデンツールやBBQ用品、子どもの外遊びグッズ、季節家電など、収納しきれないものをスッキリとまとめられます。また、最近ではデザイン性の高いおしゃれな外構物置が増えており、収納だけでなく「外観のアクセント」にもなります。たとえば木目調の物置を使えばナチュラルな雰囲気に、スチール製のスタイリッシュな物置を選べばモダン外構にもマッチします。
外構 物置 おしゃれなデザインの選び方
物置をおしゃれにするなら、まずは住宅や庭全体のデザインに調和させることが大切です。
ナチュラルテイストの外構に合う物置
木目調やグレー系の落ち着いたカラーが人気です。植栽の緑と調和し、庭の景観を壊さず自然に馴染みます。ヨドコウやタクボなどから販売されている「木調パネル仕様」は外構にもおすすめ。
モダン外構に合う物置
ブラック・シルバー・グレーなどの金属感あるデザインが人気です。シャープで都会的な印象を演出できます。
北欧風・ナチュラル外構に合う物置
白やベージュ系で小屋のようなデザインも人気。
ガーデニングスペースと合わせることで、まるで海外の庭のような雰囲気になります。
外構 物置 費用の目安
外構に設置する物置の費用はサイズや材質、施工方法によって異なります。以下は一般的な費用相場の目安です。外構のデザインやカーポートとの兼ね合いも考慮して、設置場所に合ったサイズを選ぶのがポイントです。
| 種類 | サイズ | 費用相場（設置工事込み） |
|---|---|---|
| 小型物置（幅1.2m×奥行0.6m） | 一人用、園芸用品など | 約6万円〜10万円 |
| 中型物置（幅2m×奥行1m） | タイヤや工具収納 | 約10万円〜20万円 |
| 大型物置（幅3m〜） | 家族全体の収納 | 約20万円〜40万円以上 |
外構 物置 配置のポイント｜使いやすく見た目も整える
外構 物置 配置で失敗しないためには、「動線」と「景観」の2つを意識しましょう。
1. 動線を意識した配置
庭や玄関からすぐアクセスできる場所がおすすめです。タイヤや掃除用具など頻繁に出し入れするものは、駐車場の近くが便利です。
2. 見た目を損なわない配置
物置を家の正面に置くと、外観デザインが重たく感じることがあります。建物の側面やフェンス裏、植栽の陰など、外構の一部として自然に溶け込むように配置するのがコツです。
外構 物置 おすすめの種類
外構におすすめの物置は、用途や設置環境によって変わります。以下に代表的なタイプを紹介します。
スチール製物置
耐久性・防水性に優れており、価格も比較的安価です。雨風が強い地域でも安心して使えます。
樹脂製物置
軽量でデザイン性が高く、女性でも設置しやすいのが魅力です。おしゃれな外構に合わせたい方に人気です。
木製物置
ナチュラル外構やカントリーテイストの庭にぴったり。ただし、防腐処理やメンテナンスが必要です。
外構 物置のサイズ
物置のサイズ選びを間違えると「収納しきれない」「大きすぎて圧迫感がある」などのトラブルが起こります。
よくあるサイズ選びの失敗例
タイヤ4本を収納したいのに奥行が足りない
ガーデニング用品を吊るせない
扉の開閉スペースを考慮していない
正しいサイズ選びのコツ
今ある荷物量＋将来的な増加を考慮する
奥行よりも「開閉スペース」を優先する
設置場所に対して「高さ制限」も確認する
外構の物置と目隠しのアイデア
物置を設置すると「見た目が気になる」「生活感が出る」と感じる方も多いです。そんなときにおすすめなのが、外構 物置 目隠しの工夫です。
フェンスで囲う
アルミフェンスや木製フェンスを設置すれば、物置の存在感を軽減できます。植栽と組み合わせると、より自然な印象になります。
植栽でカバー
常緑樹やトレリス付きのツル植物などを使えば、緑のスクリーンとして目隠し可能。外構全体の印象も柔らかくなります。
壁やパーゴラの陰に設置
建物の陰やパーゴラの後ろなど、視線が集中しない位置に設置するのも効果的です。
物置の位置・場所の決め方
地面の水平性
物置は水平な地面に設置する必要があります。傾きがあると扉の開閉がしづらくなります
水はけ
排水の流れを考慮し、水が溜まらない場所を選びましょう。
出し入れのしやすさ
頻繁に使うものを収納するなら、玄関や駐車スペース近くがおすすめです。
物置とカーポートと組み合わせた配置例
物置とカーポートを組み合わせると、使い勝手が格段に上がります。たとえば、カーポートの横に物置を設置すれば、車用品や工具をすぐに出し入れできます。また、屋根の下に置くことで物置自体の劣化も防げます。最近では、カーポートと一体化したデザインの物置も登場しており、外観の統一感を保ちながら機能性を高められます。
まとめ｜外構物置は「おしゃれ × 実用性」がカギ
外構に物置を設置する際は、デザイン・配置・費用・サイズなどを総合的に考えることが大切です。単なる収納スペースではなく、外構デザインの一部として考えることで、見た目も使い勝手も格段にアップします。自分のライフスタイルに合った外構物置を選び、快適で美しい庭空間をつくりましょう。
- おしゃれな外構物置は景観のアクセントに
- 配置と位置を工夫すれば動線がスムーズに
- カーポートやフェンスとの組み合わせでより便利に